フィアット ニューパンダ Maxi

フィアットパンダは、1980年の誕生以来20年以上にわたって世界中で愛され続けてきたコンパクトカー。
その親しみやすく覚えやすいネーミングや、イタリア車らしい陽気で魅力的なスタイリングで、きわめて高い認知度を誇る。
新たに生まれ変わったニュー・パンダは、2003年9月にヨーロッパで販売が開始されるや高い評価を得て、2004年の欧州カーオブザイヤーを受賞している。
5ドアのハイトボディに搭載されるのは、直列4気筒SOHCエンジンの総排気量1240cc、60馬力/10.4kgmを発生する。
ATモード付5速シーケンシャルの『デュアロジック』と名付けられたトランスミッション・システムが搭載され、クラッチペダルを排除した5速シーケンシャルシフト式手動変速のマニュアルモードと自動変速のオートマティックモードと2つの走行モードが選べる。
上級モデルとなるMaxiは、ASR(アンチスリップ・レギュレーション)やMSR(エンジンブレーキ・トルクコントロール)、HBA(ハイドローリック・ブレーキアシスト)を組み込んだESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)やスカイドーム、14インチアロイホイール等の特別装備品を装着する。
スカイドームはルーフパネルの約70%がガラス張り、前側は電動開閉式、後側は固定式とした2つのシェードガラスで構成され、それぞれに後方へ格納できる可動式サンシェードである。
また、盗難防止としてフィアットコードII(イモビライザー)を装備する。

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